ウェブ時代をゆく〜いかに働き、いかに学ぶか〜
梅田望夫さんの『ウェブ時代をゆく〜いかに働き、いかに学ぶか〜』を読みました。
本書は現在ウェブ上で起こっていることやこれから先どうなっていくか、それに対して私たちがどのように生きてゆけばよいのかを多数とりあげて、わかりやすく書いてあります。
ウェブに関してまだまだ知らないことが多いので、私は刺激を受けながら、“ウェブの持つ力”に感心しながら、読み進めることができました。
なので、ウェブにあまり興味のない方でも、前作の『ウェブ進化論』とセットで読む必要があると思います。
本書で特に気になった点は“ロールモデル思考法”という考え方である。
これは自分の「好きなこと」「向いたこと」を見つけ、それを育てていくためにはどうしたらよいのか、と考えた際の著者の独自の思考法です。
ロールモデル思考法とは、ただ「誰かみたいになりたい」「こんな職業につきたい」という単純な願望から一歩進み、自分の志向性をより細かく定義していくプロセスである。
私もそうなのですが、『自分の「好きなこと」「向いたこと」は一体何なのか』という疑問に対して答えを求めようと自分に問い続けても、なかなか出てこないで、煮詰まってしまう方が少なくないと思います。
そこで、具体的な答えが見えなくても、「ある対象に惹かれた」という“直感”を信じ、その対象をロールモデル(お手本)として外部に設定します。
そしてなぜその対象に惹かれたかを考え続けます。
この流れを繰り返していくと、多数のロールモデルの発見でき、自分の志向性についてあやふやだったものがはっきりとしてきます。
梅田さんは「好きを貫く」という言葉をよく使いますが、「好きを貫く」にはまず「好き」なことが見つからないと始まりません。
自分の「好き」を、受動的ではなく、能動的に行動して見つけるために、この“ロールモデル思考法”が存在するのです。
ウェブは、「志」を持って能動的に対峙したときに、まったく異なる相貌を私たちに見せるものである。
「志」さえ持てば、ウェブは「人生のインフラ」として「個」を大いに助けてくれる。
著者は最後にこう述べています。
私はウェブの力を利用して、まずは『“不特定多数無限大”から学ぼうという「志」』を持って、この「時代の変わり目」を生きてゆきたいと思います。
なので、ブログのコメントをいただけた際にはその意見をまずしっかりと受け止めることから始める必要があると思いました。
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
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- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
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Manchester United 〜The Red Devils〜
昨日、トヨタカップのため、来日しているマンチェスター・ユナイッテッドの泊まっている横浜のあるホテルに行ってきました。
まあ、チャンスがあったらサインをもらうためです。
ちょうどお昼くらいから選手たちが出てくるのを待っていて、人も多くてちょっともらえそうにないと思っていたのですが、ホテルの玄関前から少し離れた所の2列目位にいました。
そして13:45分くらいに選手が出てきました☆
しかし、誰もサインをくれず、そのままバスに乗り込んでどこかに行ってしまいました。
へこみながらも、帰ってくるのを待っていようと思って待っていたのですが、しばらく待っていたらなんとすぐ帰ってきたのです!
周りの人もみんなびっくりしていました(笑)
するとまずこちらの方にはベテランのギグスが来てくれて、サインをゲットし、気づいたら横にファンデルサールがいて書いてくれて、その次にファーディーナンドも書いてくれました。
あと、ファーガソン監督からももらいました。
この時点で結構満足していたんですが、やはりC・ロナウドのサインが欲しいと思っていました。
僕が一番好きな選手ですから。
その時はC・ロナウドは玄関前の方にいたので、「無理だなぁ」と思っていたら、
私の目の前に来てくれました!!
しばらくの奮闘の末、サインをゲットすることができました☆
もう、半泣きでした・・・(笑)
上がC・ロナウドで、下はギグスです。
色紙が足りなかったため、一緒になってしまいました(笑)
でも、もう・・・心の底から『生きててよかった』と思いました!
しかも明日は準決勝を見に行きます★
ユニホームを着てしっかり応援してきたいと思います。
一応、ロナウドの自伝を載せておきたいと思います。↓
- 作者: クリスティアーノ・ロナウド,西竹徹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/06/06
- メディア: 単行本
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読書会〜TRICKYY〜
今回はLEMONedさん宅で読書会を行いました。
最初の方は同じく読書会のメンバーであるLeapさんのブログを改造していました(先週私もやったのですが)。
そして残りの時間で読書会の仕組み化を行おうと考え、みんなで案を出し合った結果、暫定ではあるものの決まりました。
1.良書紹介
- 一人二冊
- 一冊につき三分
- 質疑応答をし、考えて理解を深める
2.なんでもワンテーマ
- テーマは自由
・ 言葉
・ 読書法
・ ブログ
・ 習慣
・ これ、始めました!
・ 体験の共有
- 一人一個
- 一人二分
- 質疑応答をし、考えて理解を深める
3.ブレインティーザー
- 「ビジネス頭を創る100の難問」を活用
- 頭の体操のような感じ
- 一問三分
- 五問やる
- 正解数トップの人は100円ずつもらえる
- 答え合わせ
4.フレームワークの発明
- 一人一個
- それについて考える、議論する
- 三人の同意を経て、フレームワーク完成
5.英会話
- 20分間英語でとにかく話してみる
- テーマは自由
- 英語力アップを目指す
こんな感じで試していって、徐々に形になっていけばいいと思います。
最小の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術
泉正人さんの『最小の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術』を読みました。
本書は
- 毎日仕事に追われている
- 自分の時間を作ることができない
このように感じているビジネスマンを対象に、どうすれば効率よく楽に仕事ができるのかということを考えた上での「仕組み」づくりの効果と具体的な方法が書かれています。
本書では「仕組み」というのは、“誰が、いつ、何度やっても、同じ効果が出せるシステム”であると定義しています。
私はまだ社会人ではないので、社会人の生活があまり想像できませんが、社会人になったら自分を「仕組み化」して効率よく働いて自己投資のための時間を作れればと思います。
今の私でもできそうだと思ったのは、
“続ける「仕組み」をつくる”ことです。
一般的に「続けることは大事」「継続は力なり」というと、そのためには根性や強い意志が必要と考える方が多いと思います。
しかし、意志の力というのは意外と不確かなもので、結局は三日坊主ということになりかねません。
そこで、
「意志の力」に頼るのではなく、「仕組みの力」に頼るというルールを作ったのです。
続けるためのアイデアとして本書では二つ挙げられています。
- 小さな目標をつくる
- 他人のパワーを使う
1.小さな目標をつくる
これは小さな目標をつくり、それをひとつづつクリアしていくことで習慣をつくるという方法です。
例えば早起きを毎日続けようと思ったら、自分でスタンプカードを作って、それが全部たまったら自分に何かご褒美をあげるというやり方があります。
スタンプカードのようなものを作れば、楽しみも増えるという点でもメリットが大きいと思います。
2.他人のパワーを使う
これは、例えばジム通いの人がパーソナルトレーナーと契約し、お金を払うことで、「行かざるを得ない仕組み」をつくることです。
このように自分に対して、“続ける”ために強制させることもよいと思います。
本書は社会人になる少し前くらいにまた読み直したいと思いました。
以下メモ↓
◎『できるビジネスマンの条件』
- 高い能力を身につけていること
- そして、それを「仕組み」にすることができること
◎デキる人、仕事を効率よくこなしているビジネスマンというのは、自分の仕事に「仕組み」ができているだから、その「仕組み」を真似すべき(=成功者の真似)
→他人の「仕組み」をベースに、自分なりにバージョンアップさせることで自分の「仕組み」とする。
- 作者: 泉正人
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/03/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
勝間和代さんの『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践』を読みました。
本書はビジネスにおいて他の人より一歩先を行くために必要な基礎的なものの考え方(フレームワーク)を、論理思考力、水平思考力、視覚化力、数字力、言語力、知的体力、偶然力の7つに分類し、それぞれの力を身につけるための3つの基本テクニックと、4つの実践方法について、具体的な例や勝間さん自身の体験・経験を取り入れてわかりやすく書かれています。
約300ページほどあり、ボリュームが大きいですが、とても読み応えがある本となっています。
読みながら線を引きっぱなしだったので、まとめるのに大変ですがとりあえず7つのフレームワーク力それぞれのポイントを挙げてみたいと思います。
その前にまず「ビジネス思考力」の定義を書きたいと思います。
★ビジネス思考力とは・・・
A.ビジネスの場を中心として
B.限られた情報と限られた時間の中で
・限定的な情報を効率よく集めて、うまく組み合わせ、一定の時間までに次の行動につながる解を導いていく
・「間違った仮説・結論であっても、仮説がないよりはずっとまし」
・鮮度はいいけど確度が多少悪い判断の方が、遅くて正確な判断よりもよほど重要だから、限られた情報の中でどんどん意思決定をする必要がある←ただし、あくまで修正可能であることが条件
C.より適切な推論・判断を行い
・推論・判断が適切で速い人は、“フレームワーク力”が豊富
・フレームワーク力=既存のフレームワークを正しく使う能力、そして新しく自分でフレームワークをつくっていく力
D.より適切な行動を起こすことで
・行動さえできれば、圧倒的に他社より優位に立てる!
E.より高い付加価値を生み出す能力
- ビジネス思考力で大事なのは、結果ではなくプロセス。
- 最低限の知識をつけたうえで、実際に一つでも多く痛い目に遭いつつ新しいフレームワークを頭の中で積み上げてく
- 知識→理解→応用→分析→統合→評価 の流れを何回も何回も繰り返す
★フレームワークとは・・・
- 現実を観察する方法を構成する仮定、概念、価値、慣行の集まり
- 大事なことは、自分でフレームワークを様々な経験や学びの中から一つでも多く見つけ出して、頭の中で整理し、さらに新しいフレームワークを自分でつくっていくこと
- フレームワークをたくさん持つということは、頭の中で様々な情報を処理し、判断し、意思決定を行う際に、その場に応じて最適な道具を使えるということ
1.論理思考力
- 一見ランダムに見えるような事象、関係性が明確でない事象であっても、その事象を支配する何らかの法則や関係性を導き、その関係性の中で、その場ではまだ明らかになっていない事象や将来の不確定事項について、高い確率で起こりうることを推察する力
- 3つの基本テクニック
- MECE(漏れなく、ダブりなく)
- ピラミッド・ストラクチャー
- 思考を仮説からスタート
・ランダムな思いつきで行う予想と、MECE+ピラミッド・ストラクチャーに基づく仮説設定では、その分析結果の制度が異なる
- 身につけるための4つの実践方法
- 日常業務での練習
- 論理パズルを解く
- なぜ五回を考える
- 観察から仮説をつくる習慣をつける
2.水平思考力(ラテラル・シンキング)
- 直感や想像、新しいものの組み合わせなどから、解の仮説をイメージする方法
- ロジカル・シンキングが絞り込む思考法だとすると、ラテラル・シンキングは広げる思考法
- 「Out of the Box Solution」(想定した範囲以外から出てきた解)とも呼ばれる
- 3つの基本テクニック
1.前提を疑う
2.見方を変える
・自分の考え方、見方から離れる
3.組み合わせてみる―
・新しいアイデアなどは存在せず、既存の何かと何かを組み合わせることで、新しいアイデアに仕上がる
- 身につけるための4つの実践方法
1.アイデアの量を増やす
2.アイデアを試してみる
・たくさんのアイデアを出して、まずは試してみる→王道のやり方
3.失敗から学ぶ
・「よい失敗」の回数が多いほど、成功につながるスピードが速まる
4.他者を活用する
・多くのラテラル・シンキングのアイデアは、一人で黙々と考えたものではなく、人と話をしていて急に浮かんだり、何かのピースが足りないときに、そのヒントを思いもかけない人がくれたりして生まれることが多い
3.視覚化力
- 論理思考力、水平思考力で分析したものをもう一度新しいものに組み直すには、視覚化力、数字力、言語力の三つが必要である→三つで統合して初めて、考えを整理し人と共有することができる
- Visualizationとは、何かの概念やものごとをVisualにする、すなわち、画像にして目でわかりやすくすること
- 3つの基本テクニック
1.画像のパワーを使う
・何かを統合して表現する際には、イラストやグラフ、図解などを使う訓練を意識的に行ってみる
2.デザインの力を身につける
3.画像と文字を組み合わせる
- 身につけるための4つの実践方法
4.数字力
- 大きな情報をできるだけ減損することなく受け渡す媒体が画像→情報を絞って最もシンプルにしたのが数字
- 数字が読めない、理解できないというのは、「ものごとを組み合わせる創造性が弱い」ということにもつながる
- 3つの基本テクニック
1.数字の意味を知る
・数字のいちばんの役割は、感性と理性をつなぐことにある
2.数字に分解する
・数字を分解してはじめて、将来の可能性について測定可能、管理可能な状態になる
3.統計を読む
・分からないことをわかるようにするというよりは、数字を使ってものを考えるときに、その背景にあるものを 知るためのヒントを与えてくれる
- 身につけるための4つの実践方法
- 統計データを見る習慣をつける
- 身の回りのわかっている数字を記録する
- 数字から仮説をつくる
- 数字を使って人に説明してみる
5.言語力
- 3つの基本テクニック
1.なるべく多くの知識・説明を知る
2.言葉に落とす習慣をつける
・何となくわかった気になっているということと、実際に言葉に落とせるということには、雲泥の差がある
3.比喩を意識する
- 身につけるための4つの実践方法
1.読書・読書・読書
・ボキャブラリーの裏側にある知識、経験、世界観、考え方、想定、仮定、そういうものを知るのが読書
2.話す時間・書く時間の質量を高める
3.辞書を引き検索するクセをつける
4.ブログで訓練する
6.知的体力
- いかに身体を健全に保ち、心も健全に保っていくか→この心と体の関係=“知的体力”
- 3つの基本テクニック
1.身体と頭の関係を理解する
・思考は五感全体、身体全体で行われている
・頭を鍛えるのと同じくらいの労力を使って、身体を鍛えるべき
2.健全な精神が健全な発想を生む
3.食べ物と知力の関係を理解する
- 身につけるための4つの実践方法
1.ブレインジムの体操を行なう
2.聴覚、触覚、味覚、嗅覚を鍛える
3.三毒を追放する
・三毒とは、妬む・怒る・愚痴るのこと
4.身体にいいものを中心に生活する
7.偶然力(セレンディピティ)
- 偶然の中でチャンスを発見する能力=あてにしてないものを偶然うまく発見する能力
- 偶然のチャンスを見逃さず、新しいことへとつなげていく力
- 偶然力を生かす5つの考え方
- 好奇心
- 持続性
- 楽観性
- 柔軟性
- リスクテイキング ―迷った時にはリスクを取るべき
- 3つの基本テクニック
1.偶然のチャンスを生かす
・偶然のチャンスというのは、十分に準備をしたなかではじめて出てきて、そこで偶然に、「ああこういうことなのか」と、答が向こうからやってくる
2.与えられた情報の中からつながりを見つける
3.無理に格好をつけない
- 身につけるための4つの実践方法
- 良いチャンクを集める
- つねに観察しつづける
- 魅力的な人々に会う
- つねに周りをポジティブな視点で見る
このようにひたすらポイントだけを書きましたが、それだけ本書は役立つことが多いということです。
少し疲れましたが、これで自分でも時々見直すことができます。
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/06/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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下を向いて生きよう。
安田佳生さんの『下を向いて生きよう。』を読みました。
本書でいう「下を向いて生きる」というのは、
- 漠然と上ばかりを目指すのではなく、下を見ることの方が幸せを感じれる
- 自分がやっている仕事や、今日一日の自分を、自分で認めてほめてあげる
というこの二つを意味していると思います。
1.漠然と上ばかりを目指すのではなく、下を見ることの方が幸せを感じれることが多い
よく「人は人、自分は自分だから」と言って、周りを気にしないふりをする人がいる(私もこの言葉を使ったことがある)
が、人間という生き物は他人と比べずにはいられない動物なのです。
人間は周りと比較することによって自分が「幸せ」かどうかを判断するやっかいな生き物なのです。
それが人間の“性”なのだから、どうしようもないのです。
つまり、
どこを見るか、どこと自分を比べるかで「幸せ」は決まってくる。
自分より下を見れば「幸せ」。
でも、自分より上を見てしまうと「不幸」。
上ばかり見ていても、「上には上にいるのだからきりがない」というのが、正直なところだと思います。
上の人と比べると結局、
「不幸」を感じる→落ち込んで、嫌になってしまう
という流れができてしまいます。
人間は「幸せ」を感じながら生きる生き物だからこそ、あえて下を見る必要もあるということなのです。
人は誰もが「幸せ」になりたいと願っているはずだし、私もそう思っています。
しかし、みんながみんな「幸せ」を手に入れられる世の中ではない。
人それぞれによって、「幸せ」に対する考え方は異なるとは思いますし、奥が深いものですが、私たちは今そこにある「幸せ」に気付いてあげることが大切なのです。
2.自分がやっている仕事や、今日一日の自分を、自分で認めてほめてあげる
著者の安田佳生さんは“一日一回、自分をほめること”をしているそうです。
小さいことでも何でもいいし、理由なんてなくてもいいから、とにかく自分をほめるのです。
現代人は自分をほめる努力が足りない。
その通りだと思いました。
実際に私もそんなことはしていませんでした。
体調も精神状態も良い日もあれば、どちらもダメな日もあると思いますが、どんな時でも“理由もなくほめる”ということが大切なのです。
しかし理由もなくほめたからと言って、必ずしも気分が良くなっているとは限らないのです。
それは人の心というのはそんなに単純にできていないからです。
でも、
こんな大変な時代に生きているのだから、生きているだけで偉い。それ以上にほめる理由などいらない。
自分で自分のことをほめるということは恥ずかしいし、なかなかできないかもしれないけど、ポジティブに物事を考えることはやはり重要だと思いました。
以下メモ↓
◎投資が金品の見返りを求めるものなら、消費は「満足感」や「幸福感」という見返りを求める行為。
◎残業しないということと、残業するということは、どちらも人が成長するのに必要なステップ。
→大切なのは、今の自分にどちらが必要なのか見極めて実行すること。
◎喜びは、結果ではなく、結果を追い求めるプロセスの中にある。
- 作者: 安田佳生
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
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第1回Chabo!著者と読者の集い 『Chabo!著者が教える夢を叶える私の方法』
昨日、“第一回Chabo!著者と読者の集い 『Chabo!著者が教える夢を叶える私の方法』”に読書会のメンバーで行ってきました。
この集いに参加することになったのは、先輩であるLEMONedさんに誘われたからです。
正直最初3800円と聞いた時は「高い・・・」と思っていましたが、行動力が大事だと思って参加することを決めました。
この集いが終わってまず思ったのは「3800円以上の価値のある話が聞けたなあ」ということです。
第2部の神田昌典さん、和田裕美さん、勝間和代さんの時間は、話にのめり込んでいたということもありあっという間でした。
特に神田さんのお話は話し方も上手であり、心にきちんと響いてきて、メモすることも多く、絶えずペンが動いていました。
今回の話のポイントを整理したいと思います。
【第2部】
★神田昌典さん
- 自分のやりたいことを見極め、文章にすると時間はかかるが叶う
- マーフィー「眠りながら成功する」がきっかけ→夢への第一歩となった
- 「自分がセルフイメージを上げて、幸せになりつつ他の人も幸せになるようにするにはどうしたらいいのか」ということを考えるべき!
- 今は“夢と夢がくっつく”時代
自分の願望をサポートしてくれる人が出てくる→そのサポートしてくれる人も他の人にサポートされて夢がかなう= “夢の連鎖”が起きていく。
- ネットの普及、ブログ、mixiなどによって、今まで何年もかかって築いていた人脈が今や数か月でできてしまう時代=夢の実現に手を貸してくれる人に出会うのが今は簡単にできる。
- 夢は叶えるというか、(ここにいる時点で)叶ってる。
- 不況はまやかし
- 2009年↓
1.情報社会(CPU中心)→知識社会へ。何を知識として生み出すかが大切に。
2.世の中に対して“(自分らしさを活かして)何かをしよう”と 決意した人に追い風が来る!
★和田裕美さん
- 夢=自分が成長するための目標、ととらえていた→その目標を追っていく
- 先行きが分からなくても、“続ける”ことが大切。
- やりたいことがあったら、とりあえず(期限まで)やってみる。
- 夢を叶えるには“単純さ”が大事。
- 自分が“わくわくする”ことを見つけ、それを持続。
わくわく=到達点をイメージ
- 自分がやりたいことは周りの人に話す→いつの間にか舞い込んでくる
★勝間和代さん
- 神田さんの真似(目標を書いたクリアファイルを持ち歩く)から始めた
- やりたいことからやるべき!
この中で私にとって一番印象的だったのは、「2009年は世の中に対して“何かをしよう”と決意した人に追い風が来る」という言葉です。
自分だけ幸せになればいいと思っている人には幸せは来ないのであって、“みんなで幸せになっていく”ことを前提に、周りのため、社会のために何をすべきかということを常に考えて、決意し、行動する人には追い風が来るのだと思います。
皆に共通してることは“周りのために何ができるのか”ということが軸となっていることです。
そのためにはということで、著者によって異なる手段を用いているだけで、根源にあるものは同じなのです。
とにかくはるばる青砥まで行った甲斐がものすごくありました。
また、勝間さんの直筆サインと、“serendipity”という言葉が入っている「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践」を購入して帰ったので、モチベーションも上がり、満足です。
そして、読書会“TRICK”は新しく4人になり、その方のイニシャルがY・Yだったため、“TRICKYY”になりました。
何だか面白いことになりそうです。
- 作者: ジョセフ・マーフィー,大島淳一
- 出版社/メーカー: 産能大出版部
- 発売日: 1989/11/01
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勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/06/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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