最小の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術
泉正人さんの『最小の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術』を読みました。
本書は
- 毎日仕事に追われている
- 自分の時間を作ることができない
このように感じているビジネスマンを対象に、どうすれば効率よく楽に仕事ができるのかということを考えた上での「仕組み」づくりの効果と具体的な方法が書かれています。
本書では「仕組み」というのは、“誰が、いつ、何度やっても、同じ効果が出せるシステム”であると定義しています。
私はまだ社会人ではないので、社会人の生活があまり想像できませんが、社会人になったら自分を「仕組み化」して効率よく働いて自己投資のための時間を作れればと思います。
今の私でもできそうだと思ったのは、
“続ける「仕組み」をつくる”ことです。
一般的に「続けることは大事」「継続は力なり」というと、そのためには根性や強い意志が必要と考える方が多いと思います。
しかし、意志の力というのは意外と不確かなもので、結局は三日坊主ということになりかねません。
そこで、
「意志の力」に頼るのではなく、「仕組みの力」に頼るというルールを作ったのです。
続けるためのアイデアとして本書では二つ挙げられています。
- 小さな目標をつくる
- 他人のパワーを使う
1.小さな目標をつくる
これは小さな目標をつくり、それをひとつづつクリアしていくことで習慣をつくるという方法です。
例えば早起きを毎日続けようと思ったら、自分でスタンプカードを作って、それが全部たまったら自分に何かご褒美をあげるというやり方があります。
スタンプカードのようなものを作れば、楽しみも増えるという点でもメリットが大きいと思います。
2.他人のパワーを使う
これは、例えばジム通いの人がパーソナルトレーナーと契約し、お金を払うことで、「行かざるを得ない仕組み」をつくることです。
このように自分に対して、“続ける”ために強制させることもよいと思います。
本書は社会人になる少し前くらいにまた読み直したいと思いました。
以下メモ↓
◎『できるビジネスマンの条件』
- 高い能力を身につけていること
- そして、それを「仕組み」にすることができること
◎デキる人、仕事を効率よくこなしているビジネスマンというのは、自分の仕事に「仕組み」ができているだから、その「仕組み」を真似すべき(=成功者の真似)
→他人の「仕組み」をベースに、自分なりにバージョンアップさせることで自分の「仕組み」とする。
- 作者: 泉正人
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/03/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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