強く、生きる。 〜夢とともに人は成長する〜
前回の『夢に日付を!―夢実現の手帳術』に続いて、渡邉美樹さんの『強く、生きる。〜夢とともに人は成長する〜』を読みました。
本書は渡邉美樹さんの“人生観”“価値観”が書かれており、私たちが「人間として」どう生きるべきかを語っています。
私は渡邉美樹さんのお話を聞いたことがあるし、『夢に日付を!―夢実現の手帳術』を読んだので、聞いたことがある話が多々ありましたが、全体的に奥が深い内容だったので驚きました。
私は、「一日とはすなわち一生のことだ」と思っています。
(中略)だから、あたかも全生涯を生きるように今日一日に全力を尽くす。
今日が人生最後の日だと思って、悔いも余りもなく、濃密に「生き切る」。それが、この一生をより豊かに、より深くするために大切になってくるのです。
私も含めて、多くの人は「今日は長い人生のうちのたった一日にすぎない」と思っていると思います。
しかし、私たちはいつ死ぬのかわかりません。
私たちの時間は限られているのだから、その日その日をもっと本気で生きなければならないのです。
『そうした一日一生の心構えが、今日という日をこの上なく充実したものにさせると同時に、明日にまた、まったく新しい一日を生んでくれる』、渡邉美樹さんはこう述べています。
渡邉美樹さんのように、一日を全力で生き抜くというのはそう簡単なものではないと思います。
でも幸せになりたかったら、まず、今日一日をしっかり「生き切る」ことから始めなくてはなりません。
だからそのくらいしないと、自分の夢というのは叶いにくいものになってしまうと思います。
私はまだ明らかに一日一日を全力で過ごしていません。
時間を無駄に過ごしてしまうこともあります。
しかし、上記に書いてある本当の意味を、これから生きていく中で見いだせていけたらと思いました。
本当に渡邉美樹さんは素晴らしい方だと思い、尊敬しました。
以下メモ↓
◎私は、夢を追うことのほんとうの意味はそこにあると思っています。すなわち、夢への道筋を歩むプロセスの中で、自分という人間を磨くこと、己の人間性を高めることです。別の言い方をすれば、人生最大で最終の目的、それは人間性を高めることであり、夢とはいわば、そのための手段にすぎません。
◎「一生懸命やっている」とう自己満足に逃げ込むな。「がんばっている」を言い訳にするな。
◎大切なのは、上手に生きることではなく本気で生きること。
◎夢を追い続けてきた経験から、私が言える一つの確かなこと。それは、夢に向かって懸命な努力を続けている限り、「間違ったことは何一つ起きない」ことです。
(中略)
起きることは、自分にとってすべてベスト。
- 作者: 渡邉美樹
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
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