読書進化論〜人はウェブで変わるのか。 本はウェブに負けたのか〜

勝間和代さんの『読書進化論』を読んだ。


現在ウェブという媒体には多くの情報が載っているし、何かと便利なのでよく使いますが、情報に関しての信頼できる方はどちらかといえば、やはり本という紙の媒体の方がまだまだ上なのではないかと思います。



そんな中で本書は本の現在の立ち位置やウェブとの共生、また根本的な本の選び方、読み方、アウトプットの仕方、本の売り方などが書かれていています。


なので、少しでも“本”に関連する興味があり、それに対しての不安や迷いがあるという人ならぜひ書店にでも行って、手に取ってみてください。
きっと得るものも多いはずです。



本書では読書は「成功への投資」であり、人を進化させる力があると書かれています。

これはなぜかというと、

本により戦略的なことを一通り、すべて学ぶ」ことができるからです。


著者は読書とは“イメージトレーニン”に近いもので、「本を読むことは著者の体験を、読者が疑似体験すること」であり、量をこなせばこなすほど、それが自然にできるようになると述べています。


しかし、藤井孝一さんの『投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術』にも書かれていましたが、
ただがむしゃらに読書をしても効果はあると思いますが、最大限の効果を上げるには、読書をはじめる前に目的を明確にすることが必要です。


本を読むときに目的意識を持っているといないとでは、まったく読書の時間効率が違ってきます。


著者もこう述べています。



せっかく自分の貴重な時間を“読書”に投資しているわけですから、そこから大きなリターンを得たいと思うのは当然のことだと思います。


なので、本を読んだだけで終わりにせず、学んだことを実行に移したり仕事や生活に活用していくことで、成功につながればそれがモチベーションのアップにつながると思います。



私も本から学んだことを実際に行動に移す、つまり“行動力・実行力”を高めていければと思います。


以下私用メモ↓

◎『相手がわかりやすく読みやすく書く』ための4つの技術

  1. 「自分の事例」「アンソロジー形式」を利用して親しみを持たせる
  2. 「役に立つフレーズ」を必ず入れ、読書だけに体験を閉じない
  3. 「共通体験」や「流通していることば」を使って行動を促す
  4. 「コンテンツ力」「編集力」で進化していく

◎進化とは、突然変異ではなく徐々に積み重ねた技術や労力が一定水準を超えたときに始まるものです。