投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術
藤井孝一さんの『投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術』を読んだ。
本書は本の選び方、読み方、活かし方を、実際に著者が行っている読み方の写真を掲載したり、リストも取り入れながら紹介しています。
各章の終わりに、“まとめ”があり、そこでまた復習できるという点もポイントです。
そして、ビジネス書を読むことが習慣になっている人や、これから習慣化しようとしている人にもお勧めできる一冊となっています。
本書の中で重要だと思ったのは、
読みながら、気がついたことや思いついたこと、反論したいこと、大いに賛同したこと、自分に当てはめてみるとどうなるかなど、頭の中に思い浮かんだ着想は、書き留めておきます。
という箇所です。私も本を読むときはこれを実践しているつもりですが、まだまだ突き詰めていければ、また見えるものが違ってくるのではと思います。
また、“読書”は読み終わって「なるほど。」で終わりではなく、読書後のフォロー(活用)が終わって初めて“読書”ということを改めて感じ、この部分は大切にしていきたいなと思いました。
私は昔から親に「本を読みなさい!」と理由もなく漠然と言われてきたのを覚えていて、その度に“具体的にどんなメリットがあるのか”と疑問に思っていたし、時間や費用もかかるので、なかなか本を読むということがありませんでした。
本書はそうした疑問に対する見解を示してくれていて、読書の必要性を強く感じるとともに、「ビジネス書を読もう!」と私が読書をするきっかけを作ってくれたバイトの先輩に感謝しています。
この先輩がいなかったら、読書をしてたかどうかわかりませんから・・・・。
以下私が気になった箇所をメモ↓
◎本を手に取る際のチェックポイント
- タイトル(サブタイトル)
- 帯のコピー
- 著者
- 出版社
- 表紙のデザイン
- 体裁
◎読んだだけでは意味が分からない時→図示してみる(裏表紙などに)。
◎読書を始める前―+目的を明らかにする
+全体像を把握する
◎読んだ本に書いてあったことを何か一つでもいいので、実際にやってみる(行動に移す!)。
◎読んだ時間の3倍考える(最低でも読んだ時間以上)
◎読んだ本について、「自分に当てはまるところはないか」「自分に役立つところはないか」と考える姿勢が重要
◎書評の書き方
「自分が何を感じたか」「何を学んだか」など、「感想」や、「自分の生活にどう活用するか」「本書をきっかけにどのような行動を始めるか」など、「決意表明」を書いてください。
- 作者: 藤井孝一
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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