非常識な成功法則〜お金と自由をもたらす8つの習慣〜
神田昌典さんの『非常識な成功法則〜お金と自由をもたらす8つの習慣〜』を読みました。
今までさまざまな成功法則の本が出ていますが、それらとは異なるまったく新しい考え方が本書には書かれています。
タイトルに書いてあるように、ほんとに非常識な考え方が書かれていて、衝撃を受けました。
本書で特に印象に残った習慣を挙げます。
★自分に掛ける催眠術
恐ろしいことに、人間は周りの環境次第で自らの現実が変わってしまいます。
私たちには、
「他人に自分の現実をコントロールされる」か、
「自分で自分の現実をコントロールする」
この二つの選択肢しかないのです。
もちろん、「自分で自分の現実をコントロール」しますよね?
それには、自分に催眠をかけてしまえばいいのです。
つまり、自分の都合の良いように催眠をかけます。
本書ではその例として、
「朝晩、紙に書かれた目標を眺め、ニタニタする」→そうすれば実現する。
ということが書かれています。
それを習慣化するためには、クリアファイルを持ち歩けばよいのです。
肝心なのは、書いた目標を、いつでも取り出しやすい形にまとめておく。それだけ。
なんてシンプルなんだと思ってしまいました。
でも、こんな簡単なことでもやらない人が多いのは、“自分が成功することを拒否”している人が多いからです。
みんな「どうせ成功しないから」とか「こんな簡単なことでうまくいくはずがない」と心の中で思っていて、自分の可能性を自分でなくしてしまっているから成長しないのです。
これはすべての行動に共通すると思いますが、
“やってみなきゃわからないし、何も始まらない”
そう思います。
ごく普通の考えだと思いますが、自分に言い聞かせるためにもあえて書きました。
私も以前は上記の考え方をしていたし、実際に「」毎日ニタニタ?はい??」という言葉を思わず言ってしまいました。
“なんて非常識なんだ”と思いました。
でもその続きを読んでいたら、「これは本当に効果があるのかも」「やってみようかな」といつのまにか思うようになっていました。
なぜ納得してやる気になったのかというと、しっかりと論理的にその根拠を説明していたからです。
だから、どんどん引き込まれていってしまうんですよね…(笑)
著者の神田さんは“人の心を動かす”ことができる人なのだと感じました。
本書はとてもインパクトの強い内容が書かれていますが、非常にうまく、論理的に説明されているので、読む価値があるし、学ぶことも多いと思います。
目標が決まったら、毎日ニタニタしたいと思います(笑)。
以下気になったところをメモ↓
◎「悪」の感情(ミエ、メンツ、嫉妬、嫉妬、名声欲、怒りなど)は非常に強いエネルギーをもっている。
このエネルギーを利用して、まず「金」に優先順位を置き、そのあとに「心」を磨く。
◎目標は紙に書くと実現する→そのためには良い目標を作る必要がある。
- 良い目標をつくるには自分が本当にやりたいことを見出すこと。
- そのために、自分の「やりたいこと」と「やりたくないこと」を明確にする。
◎自分の“ミッション”を考える方法
- 自分の命があと半年しかなかったら、何をやらなければならないのか?
- その半年の間に、お金を何ももらえなくてもやるべきことは何か?
この二つの質問をし、その答えを実行する!それが使命。
◎“実現することリスト”をつくる。
◎短期の目標設定の方法―SMARTの原則
S (Specific) 具体的である。
M (Measurable) 計画できる。
A (Agreed upon) 同意している。
R (Realistic) 現実的である。
T (Timely) 期日が明確。
◎自分に都合の良い肩書を付け、都合のよいセルフイメージを持つ
◎殿様セールス
- マーケティング→「優良な見込み客を、営業マンの前に連れてくる」こと。
- セールス→「その見込み客を、営業マンが成約する」こと。
- 相手を見極め、自分の客としてふさわしくない客はお断りする。
- “お願い営業はしない”“できるだけ早くNOの返事を得る。”
- いつでも商談を中止する覚悟を持つ→今すぐ客は真剣に営業マンの話を聞く
◎お金をコントロールするための3つの原則
- お金に対する罪悪感を持たないこと。
- 自分の年収は自分で決めること。
- お金が入ってくる流れをつくること。出ていく流れは作ってはダメ。
- 作者: 神田昌典
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2002/06/01
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